くるわについて

「くるわ」は、戦国時代の城に築かれた防御区画──「曲輪（くるわ）」に由来する名前です。 それぞれの機能や目的に応じて丁寧に構成され、堅牢な全体をかたちづくる。 その構造的な考え方を、現代のデジタル制作に応用しています。

情報設計、進行管理、ビジュアル設計、インタラクティブ表現。 必要な要素を読み解き、無駄なく、過不足なく、静かに整えていく。 そうして築かれる構造は、派手さはなくても、しっかりと機能し、目的に強く向かいます。

くるわは、プロジェクトの「形」と「意図」を支える、見えない構造づくりを大切にしています。

くるわ代表

1968年生まれ。

1995年、マルチメディア制作会社・株式会社メディアタウンズに入社。

Macromedia Directorなどを用いたインタラクティブコンテンツ制作に携わった後、1996年に友人2人とともに有限会社ファイアープラネットを設立。マルチメディア黎明期において、映像・音声・インタラクションを統合するコンテンツの開発を行う。

1997年以降はフリーランスとして、Flash、JavaScript、PerlによるCGI、Macromedia Directorなど、多様な技術を用いたWeb・インタラクティブコンテンツの開発を行う。

2006年、再びファイアープラネットに入社し、Webディレクターとしてサイト設計・構築・運用に従事。

2007年より株式会社コムに所属し、Flash Developer、Technical Director、Creative Director として、インタラクティブ表現とシステム連携を軸としたキャンペーンサイトの企画・実装・演出設計を担当。

2011年、コム社長の退任を機に独立。

以降はフリーランスとして、Webディレクション、プロジェクトマネジメント、プロデュース業務を中心に活動。

2019年7月、株式会社くるわを設立。以後はプロデュース業からは一歩引き、ディレクターおよびプロジェクトマネージャーとしての業務に軸足を置く。

現在はこれまでの構成力と開発経験をもとに、Unityを用いたインタラクティブコンテンツの設計・制作にも取り組んでいる。

株式会社くるわ